クマバチの生態

 

クマバチ〈熊蜂〉 
Xylocopa


体長:20〜30mm(胴体が太く、大きく見えます)

性格:
人間に対しては大人しい。

危険度:★☆(人に対してはこの程度)
    ★★★★★★★☆☆☆(建物に対しては時に甚大な被害をもたらす)


営巣場所枯れ木や建造物の木材部分に長い穴を掘り、そこで子育てをする。

※危険度は当社独自の採点である為、営巣場所などの条件によっては上下いたします。

 

 

   

 

【 見分け方・体の特徴】

全体にずんぐりとした太い体で艶のある黒色をしている。埼玉県でよく見る事が出来るのは背中に黄色い体毛が鮮やかなキムネクマバチという種。

 

 

 

【 刺傷の被害 】

好奇心旺盛で、動くものに興味をもつ為、人間の周りをうろつく事もよくあります。ただし、そういった行動を良くとるのは針を持たないオスでありますし、メスも針を使って攻撃してくることは殆どない。温厚な性格です。

 

クマバチの子育て

 

一年に二回子育てをしますが、一回目は4月〜6月。強靭なアゴで木材などに直径1.5cm程度の穴を開け、深さ20〜40cm程まで掘り進みます。

掘った穴に奥から仕切りをつけ(仕切りは穴掘りをしたときに出た木くずを使用する)、部屋を作ります。そうして作られたへやには15mm程度の卵をひとつずつ産んでいきますが、その数は10個弱程度で、卵が孵化した時の為に餌となる、花粉で作ったお団子も一緒に入れておきます。

7月頃には成虫となりますが、翌年の春までは母バチと一緒に巣の中で越冬します(中には巣から出て、自分で新たに掘った穴で冬越しするものもいます)。

 

二回目は8月〜10月に育ちますが、それらもまた、翌年の春までは巣から出ずに越冬します。


巣穴を掘るクマバチ

画像:子育てをする為の巣穴を掘り始めたクマバチの母親 2016年撮影



クマバチは家屋に甚大な被害をもたらす

前述のように、人間に対して大変温厚であるクマバチ。

刺される危険性が低いのであれば放っておいてもいいのではと思われるかもしれませんが、そうとも言い切れません。

例えばスズメバチなどは刺される危険性から駆除を検討される方が多いかと思われますが、このクマバチは刺される危険性よりも家屋に対するダメージの方が大きいのです。

下の画像をご覧ください。


クマバチが開けた巣穴

屋根の破風板(はふいた)の部分。数年前に都内のお寺でクマバチ駆除をご依頼頂いた現場です。穴がいくつか開いてますが、中はトンネルを掘られていて、全て繋がっています。クマバチは翌年以降も同じ巣を利用する為、どんどんトンネルを掘られてしまいます。


クマバチが開けた穴2

こちらは埼玉県内にてやはり数年前に私が駆除をご依頼頂いた現場。垂木(たるき)の先端に穴が開いているのがわかりますが、実はクマバチが掘り始めたのはこの穴の1mほど先からで、手前に向かって掘ってきたのです。お客様の話では3年ほど前からクマバチは住んでいたとの事でした。

これだけの穴ですから、木材の強度が落ちるのは当然の事、雨水が入ってしまうとさらに内部からの腐食が心配されます。

 

以上の画像からわかるように、クマバチは家の木部をスカスカにしてしまうほど穴を掘ってしまう危険があります。しかも一度住み着くと何年にも渡ってその穴を利用し、さらに巣穴を掘り進めてしまいます。ただ飛んでいるだけであれば放っておいても困らないかもしれませんが、自宅に住み着いた場合には早めの駆除をおすすめします。蜂駆除屋の私が自宅に住み着いてほしくない蜂ナンバーワンです(自宅がログハウスなもので)。



クマバチの駆除について

さて、ここまで順番にお読みいただいたお客様にはクマバチの特徴をなんとなくでもおわかりいただけたかと存じます。

では実際に私(櫻庭)はどのように駆除をしているかを少しだけご紹介させていただきます。


1 から帰ってくる親蜂を必ず駆除する(捕獲する)

これは当たり前です。また巣穴を掘られ、子育てされてしまいますから。


2 巣の一番奥にいる子供のハチまで全て穴から出るように仕向ける(そして捕獲)

ピンセットを穴に突っ込んで引っ張り出そうとしても、中で踏ん張るため、上手くいきませんし、そもそも巣穴の奥までは届きません。

長年の経験から、巣穴の奥にいるハチが自分から出てくるようにさせる独自のノウハウがあります。手前のハチから順番に出てくるのを捕獲していくので非常に楽であり、なおかつ確実に全てのハチを捕獲できます。


3 その上で、再度掘られないような材料で穴埋めの下処理をする(文字通り歯が立たないような固い材質のものを使用する)

木材にトンネルをほって巣にしてしまうくらいの強靭なアゴを持つクマバチですから、ちょっとコーキングしたくらいでは破られてしまうケースもあります。

あらたなクマバチが穴掘り出来ないような固い材質のものを詰めます。


4 腐食しないよう、内部のトンネル部分を埋める(雨水が入らないようにする)

最後はコーキング処理で穴埋めし、雨水が侵入しないようにして完了です。

 

 

簡単に書くとこんな感じですかね。ハッキリ言ってスズメバチを駆除するよりもかなりの手間がかかります。

駆除をしたクマバチ

飛んでいる蜂の十倍は巣の中にいるものです。この画像に写っている蜂の9割くらいは巣穴の中にいたもの。ピンセットなどでほじくっても奥までは届かないので、出てくるように仕向けます。どうやるかは企業秘密ですが。

P1040318.JPG作業完了時の様子です。仕上がりを綺麗にしたいので、穴を塞ぐ時は建材と同系色のものを使用するように心がけています。この画像は施工直後の為、塞いだ箇所が目立ちますが、時間が経つと馴染んできます。


問合せバナー2017.jpg

▲このページのトップに戻る
今月(6月)の料金はこちらです

 

アシナガバチ駆除
税込¥9,000

スズメバチ駆除

税込¥13,000

上記金額は基本料ではなく、総額です。

ミツバチやその他の蜂は別途お見積り致しますので、お気軽にお問い合わせください。

巣が二階など高所にある場合は別途¥1,000〜¥2,000プラスになる場合がございます。

たくさんのリピーター様や新規のお客様にご支持いただき、「どこよりも安い」を実現できております。