屋根裏でのスズメバチ駆除　施工前〜施工後

スズメバチの成虫を殆ど全滅させた後で屋根裏に潜ります。
ご覧のように三つの巣が横並びになっていました。
左の一番大きな巣が今回の巣で、後の二つは昨年以前に使用されていた巣です。

巣を下から撮ってみました。
巣の下部が開いていて、巣の中が丸見えの状態。
屋根裏などに営巣した場合のモンスズメバチの巣はこういった特徴があります。
稀にある軒下などの解放空間に作られた同種の巣は、他のスズメバチ同様に下の部分も閉じられています。

巣の真下に当たる部分はお手洗いの天井裏です。

汚泥のようにドロドロした液体が溜まっています。
巣から落ちた幼虫などが、屋根裏の暑さですぐに腐ってしまいます。
蜂の駆除そのものも大変ですが、この部分の清掃作業がもの凄く大変でした。

撤去した巣です。
９月後半ともなると、巣そのものの大きさが最大に近づくので、かなりのボリュームとなります。
大きな巣を抱えながら天井裏を戻るのは結構キツイです。

三つの巣を取り除いた後の画像。

出来るだけ綺麗に取り除きました。

仕上げはスズメバチが侵入していた部分の封鎖。
見栄えも考慮して通気口を内側から塞ぎます。
ステンレスのメッシュシートを加工する為、スズメバチなどの侵入は防ぎつつ、通気性能は生かすことができます。